文責:湯出原美加
12月10日(日)午前11時〜午後6時


 12月10日に京都駅ビルで行われた国際協力ステーションに参加しました。
 とても寒い日であったにもかかわらず、2階の展示スペースには約1360人の方が来てくれて、たくさんの方が刺繍製品やパネルなどを熱心に見てくれました。おかげで、去年と同様に刺繍製品の売上も上々でした。

 京都府国際センター会議室での報告会では、古山君が「子どもの家を訪問して〜僕にとってのボランティア活動とは〜」というテーマで報告を行いました。
 今のベトナムの様子と共に、実際にベトナムに行った時に感じたことをありのままに報告してくれました。子どもの家に行って自分の成長を感じることができたこと、子供達に元気づけられたこと、ボランティアは何かをしてあげるということではないことなどを、小山先生のビデオの上映もしながら話してくれました。
 報告の中での「現地の人と同じ目線で物事を見てほしい」、「国際ボランティアは継続性が大事」という古山君の言葉がとても印象に残りました。これらのことは、今後の会の活動においてもとても大事なことだと感じます。
 古山君の一生懸命な気持ちが伝わってくるとても素敵な報告でした。会場に来てくださった方にもきっと古山君の思いが伝わり、何かを考えるきっかけになったのではと思います。
 また、帰国したばかりの税田さんも駆けつけてくださり、現在の子どもの家の様子を話してくれました。税田さんには展示会場でも手伝っていただきました。
 今回の活動でも、多くの人にベトナムのことや子どもの家のことを知ってもらうことができたと思います。京都駅という大勢の人が行きかう場所で、このような展示ができて本当に有意義だったと思います。

 そして、今後は会の中でもそれぞれの思いを話したりする機会を持てたらいいという意見が出ました。皆さん形は違っても何らかの思いを持って、この会の活動に参加していることと思います。古山君の報告を聞いて、自分の思いを言葉にすることで、また、他のメンバーの考えを知ることで、何か得られるものがあるのではないかと思いました。

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